AriaLien

*HANAHA Novel & Life BLOG*

2017年05月

 (もしかして…)「歌也ちゃん?」「もしかして…ずっと覚えていたの?」「え」「あの時…昔、ちいさい時にたった一度だけ逢って…其の時に約束した事を…」「うん」「だってあの時あんた4歳でしょう?!」「4歳だよ」「そんなちいさな時の事なんて覚えている訳ないじゃな ...

パンダの絵が描かれた引っ越し社の車を見た日の翌日、教室にやって来た先生の隣に男の子が立っていた。「はい、みんな、転校生を紹介します」(転校生!)きっとあの家に引っ越して来た子だと思った。先生が黒板に【十六澤 朔】と書いた。「いざさわ さくくんです。十六澤く ...

表向きは騎士見習いとして、しかし其の裏の事情はアメリアの婿候補としてフェルディナントが城に住み込むようになってから一週間。10歳同士のフェルディナントとアメリアの関係がそう簡単に変わる訳でもなく今までと何ら変わりのない日々が過ぎて行った。そんなある日──「 ...

「真柴紅実さん、あなたはこの男性を健康な時も病の時も富める時も貧しい時も良い時も悪い時も愛し合い敬い慰め助けて変わる事なく愛する事を誓いますか」「はい、誓います」(やっと…やっと此処まで辿り着いた)長かった私と彼の道のり。幼い日に出逢ってから恋をして結ば ...

「おぉーい、アーリァ!」「…」其の日もいつもの勉強を終え、自室に向かうために歩いていた廊下から声を掛けられた。フェルはある部屋の前でブンブンと腕を振っていた。「こっちこっち!」「フェル、どうしたの」私はフェルの元へ行き、開け放たれている扉から見えた室内の ...

こんにちは、樹野です 此処最近暑いですね~今日もバリッバリに暑いですもう夏本番みたいな暑さでグッタリしてしまいますまだ気温差があるので着るものに悩む季節です今日は朝から美容院の予約が入っていたので昼勤前の夫に送り迎えしてもらいました本当は休みだったのです ...

 (ふ…深いっ…はげ…激しいっ)どれだけ貪られたか解らない程の洗礼を受け、やっと唇が放された。「…アルコールの味」「はぁっ!はぁはぁはぁ…」酸欠状態に近かった私は言葉を発するよりも空気を取り込むのに必死になっていた。「歌也ちゃん…」「い、いきなり過ぎよ、 ...

 『俺には知る権利がある!いや、権利がある以前にあんたは俺のものだ!』(其れって…どういう意味)ほんの数秒前に云われた言葉がいつまでもグダグダになっている頭の中に響いていた。「あんたは…あんたは~~~歌也ちゃんは俺のお姫様だ!」「?!」先程に続きまたもや ...

こんにちは、樹野です 裸眼生活三日目。ぼやけた世界で何とか生きています(笑)こうやって記事を書く時だけ眼鏡をかけているのですが、其の短時間でも気持ちが悪くなります本当ヤバいです…( ;´Д`)明日と明後日は外出予定があるので頑張ってコンタクトします。裸眼(0. ...

声がした方を慌てて向くと其処にはいつも通りの無表情な龍ノ介くんがいた。 「な、なんで…いるの?!」「…此処が俺の家だから」「っ」何故か『此処が俺の家だから』という答えに胸が高鳴った。だけど「其れはそうだけど…私が訊いているのは今は会食中なんじゃないのかっ ...

こんにちは、樹野です 今日のこの記事もストックものです。目は相変わらず不具合を生じていますでも昨日よりは全然マシになっています。とりあえず今日も目を休める事に専念します…(´・ω・`)■□■□■□■□■□■□■□【年氏彼氏に迫られてます。】相葉キョウコ★酔 ...

携帯で時間を確認すると21時を少し過ぎた頃だった。 (思ったより早く終わったな)行く前は憂鬱で仕方がなかった合コン(もう云いきろう)も過ぎてしまえばあっという間の事だった。涼花は大鳥さんと二次会だーと息巻いてふたりで夜の繁華街に消えた。普通なら妖しい想像を ...

こんにちは、樹野です 先週末から違和感を感じていた左目。洗顔後、コンタクトを装着する時に鏡で見るとほんのり赤くなっている。「疲れ目かな?」とやり過ごしましたが、今朝になって痛さを感じるようになってしまってとうとうコンタクトを着けるのを止めました顔を向ける ...

第一印象はあまり覚えていなかった。 容姿の事を云えば大鳥さんの派手ないでたちが目を惹き過ぎて、彼の地味──というかシンプルな其れは印象に残りにくかった。でも「多分、名前忘れているよね。改めまして、三杉 晋太郎(ミスギ シンタロウ)です」「あ、三杉さん…でしたね」「 ...

こんにちは、樹野です 今日は5月の第二日曜日。つまり母の日ですね。私も一応母という肩書を持つ者ではありますが、別にお祝いされたり何かを貰ったりした事はありません。息子が幼稚園児だった頃はよく幼稚園で描かされた(笑)似顔絵とか手紙を貰いましたけれど、其れが私 ...

突如として始まったアメリアの婿候補集め。其れはバルダーニとメナムによって静かに進められた。「は?今、なんと」「だからそなたの息子、フェルディナントをアメリアの婿候補として迎えたいと云っている」「…バルダーニ王よ、ご冗談は──」「冗談ではない。おれは至極真 ...

こんにちは、樹野です 昨日夜半から降り始めた雨は今日も続いています鹿児島の方では観測史上最大の降水量を記録したとか。しとしと降る雨は風情があるかも知れませんが大雨は時として土砂災害や河川氾濫などの災害を起こす危険があるので怖いですね。(´・ω・`)今日は土 ...

「す、すまない…怒鳴ってしまって」「…いえ、いいんです。あなたの事ですから何か考えがあってのお言葉なのでしょう?」「…メナム」「理由は…教えてくださらないんですか?」「…」云えない──(メナムには契約の事を云えない)夢の中で交わした契約だの、夢を見たから ...

九重くんに引っ張られるまま辿り着いた場所はよく知った処だった。 「ちょ、ちょっと!九重くんっ」「…」私がどんなに言葉を掛けても九重くんは進むのを止めない。(こんな…ラブホになんて)いかがわしさを連想させるこの場所に九重くんがいるイメージは余りにも不似合い ...

九重くんの歓迎会は二時間ほどで終了した。「んじゃあまた月曜日にねぇ~」「課長、足元気を付けてください」次々と帰って行くみんなを見送りながら、最後タクシーに乗る課長に声を掛けた。「あぁ、大丈~夫!ってか九重くん、くれぐれも佐東さん、お家まで送ってってくださ ...

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