AriaLien

*HANAHA Novel & Life BLOG*

◆AriaLien(アリアリアン)は樹野花葉(キノハナハ)が趣味で綴っている恋愛小説の更新をメインに、時々日常生活や趣味の記事などを載せたりするよろずブログです。
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私が思っていた以上に滅茶苦茶に愛された一夜が過ぎ、ふと瞼に光を感じて薄っすら目を開けた。(あぁ…もう朝、なんだ)夢みたいなシチュエーションに今まさに自分の身が置かれていると自覚するとほんのり裸の体が熱を孕んだ。「…」隣で健やかな寝顔を晒して眠っている恭輔 ...

私の彼は【ナイン】という源氏名の元AV男優でした。(そっか…九重の九でナイン…そして9でキュウちゃんな訳ね)幾つもあるナイン出演のAVのパッケージを見ながらそんな事を考えていた。(…これ、観たいような…観たくないような…)恭輔がどんな風に演じているのか気になる ...

其れから恭輔は過去の事を全て話してくれた。若気の至りでハマっていたバイトの事。そして先刻出逢った女性は其の時代、相手役になっていたAV女優だった事。体目当てで熱心に付き合いを迫る女性がたまにいるのだという事。そして「バイト辞めて、一生懸命自分を取り戻そうと ...

少し待っていて、という恭輔の言葉を受けてソファで恭輔の動向を見つめていた。恭輔は備え付けのクローゼットの中の段ボールを順に取り出して、そして多分一番奥にあっただろう段ボール箱を取り出して「これだ」とひと言呟いた。(なんだろう…何が入っているんだろう)そん ...

フェルの誕生日パーティーは小規模ながらごく親しい人ばかりが集まり、盛大に催された。この日は無礼講という事でレスフォルス家の使用人たちも気さくにパーティーに参加してみんなが愉しそうに過ごしていた。(いつも思うけれどフェルの家って本当みんな仲がいいわね)昔か ...

突然笑い出したイグナーツを私は呆気にとられながら眺めるしかなかった。 やがて笑い終えたイグナーツは至極真面目な顔つきをしながら私を見つめた。「…全く…君は本当に11歳なのかい?」「え?」イグナーツの言葉に反応しつつ、其の掌が私の頬に置かれドキッと驚いた。「 ...

こんにちは、樹野です 今日から九月ですね。長月です。長い長いと思っていた夏休みもようやく終わり、今日から息子の学校が始まりましたが…明日、また休みなんですよねまぁ、今日もお昼までには帰って来るのですが。平常モードにはまだ少し早い模様です九月はこれといって ...

スナック【蘭の夢】ママさんである蘭(ラン)さんがひとりで切り盛りするこじんまりとしたお店だ。「今日は貸し切りにしているから思う存分騒いでねぇ~」「蘭ちゃん、オレ、ビールお替わり」「僕はウーロンハイ追加で」「はいはい。ってかあんたたち、今日は美野里ちゃんの歓 ...

翌日の宵の口───「おぉ!先生がいる!」「先生、来てくださったんですね」「おまえらだけだと心配なんだよ、彼女が」「心配ってなんだよ!なんもしないよ?まだ」「はい。知り合って間もない女性に対して不埒な事などしません」「じゃあ時間が経ったらするのかよ、不埒な ...

急に騒がしくなったお茶屋はほんの十分足らずで静かになっていた。というのも北原と南さんはお昼休憩の時間が終り、其々の職場に戻って行ったからだ。「ご馳走様でした」完食したお皿を前に両手を合わせて挨拶する東藤さんに癒された。(ああいう些細な事されると嬉しいな) ...

こんにちは、樹野です 早いもので八月も残り三日を切ってしまいましたね。八月になった時は長い一ヶ月が始まる──なんて思ったものですが…やっぱり振り返れば早かったなという印象が強くあるのでした(まだ終わっていないけれどね)(・∀・)さて。久し振りの漫画語りです ...

「ねぇねぇ、美野里ちゃんって明日の夜、暇?」「明日、ですか?」お昼休憩にお茶を飲みに来てくれる北原さんと南さん。他愛のない話をしている中で急に北原さんが話題を変えた。「そう、もし暇ならさ歓迎会を兼ねた飲み会しない?」「歓迎会?」「 うん。つってもメンバー ...

カラン♪ 「いらっしゃいませ」「はいはい、来ましたよ~」「あんれまぁ、まーたわしらが一番乗りかいな」「ははっ、空いていて席がより取り見取りだよ」「美野里ちゃん、いつもの4つね」「かしこまりました」お店を開け始めた翌日、午前中の早い時間から祖母の馴染みのお客 ...

こんにちは、樹野です 昨夜から24時間テレビが始まりましたね。毎年其れ関係の記事を書いて来た私ですが…今年は書かないかな。チャリティーマラソンの走者発表が当日に──という事で注目を浴びた番組ですが、私もそんな番組戦略に乗ってしまったひとりで、番組開始から発 ...

 『でも今は違います!わたくしはちゃんとイグナーツ様のお気持ちを受け入れる覚悟が出来ました』偶然聞こえてしまった会話の中に出て来た名前に酷く心当たりがあった。(イグナーツって…あのイグナーツ?)私の知る限り今この城の中に居る人で【イグナーツ】という名前の ...

こんにちは、樹野です 今日は夫が休みだったので午前中買い出しに行って来ました。家を出た時は少し涼しい風が吹いていて暑さが和らいでいると喜んだのですが、やっぱり蒸し暑さが勝って結局は家に帰る頃には汗だくになりました(;´Д`)まだまだ暑い日は続きそうですねさて ...

書庫室内に差し込む橙色の西日が時の流れを教えてくれた。「じゃあ、俺は帰る」「あ…はい」書庫室で其々に本を読んでいた私たちに特に何か起きる事無く、私にそう告げてザシャルは先に書庫室を出て行った。「…はぁ」自然とため息が出た。 『でもあんた、子どもなんだから ...

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